DATA DOWNLOAD
3D CITY EXPERIENCE LAB.では都市3Dデータの活用を拡げるため、
活動で得られたデータをクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンス(CC-BY)に基づいて公開しています。
利用規約をご確認の上、下記からダウンロードしてください。
データを使った作品制作、研究、シミュレーション、資料作成等にぜひお役立てください。
公開中のデータ
渋谷駅周辺750m四方 3Dデータ
DATA
データ仕様
本データは航空機オブリークカメラにより取得した写真から作成した3D都市モデルです。
- データ権利者
- PASCO CORPORATION
- データ形式
- OBJ形式データ
- 撮影日
- 2014年10月
- 範囲
- 渋谷駅周辺の750m x 750m
- 地上分解能
- 7cm
- 座標系
- 世界測地系、平面直角第9系、海面高
※平面直角座標はX(南北)-Y(東西)-Z(高さ)で表されますが、本データの座標の表記はY(東西)-X(南北)-Z(高さ)となっております。
渋谷駅地下3Dデータ
DATA
データ仕様
本データは渋谷駅の地下を縦350メートル、横400メートルにわたり、3Dレーザー計測を行い取得した点群データです。
- データ権利者
- 3D City Experience Lab.
- データ形式
- PTS形式データ
- 撮影日
- 2017年 3月
- 範囲
- 東急東横線・東京メトロ副都心線ホーム周辺の地下エリア、縦350m、横400m
- 点群間隔
- 10cm
- 座標系
- 世界測地系、平面直角第9系、海面高
※平面直角座標はX(南北)-Y(東西)-Z(高さ)で表されますが、本データの座標の表記はY(東西)-X(南北)-Z(高さ)となっております。
データの閲覧方法
OBJデータ
objファイルは3Dデータを扱うファイル形式の一種で、テクスチャ付きのポリゴンデータを扱う事ができます。objファイルを手軽に閲覧できるフリーソフトとして、ここではMeshLabを紹介します。
MeshLab 公式ページ
http://www.meshlab.net/
MeshLab ダウンロードページ
http://www.meshlab.net/#download
MeshLabを起動し、ダウンロードした.objファイルをドラッグ&ドロップするとファイルを閲覧することができます。.objファイルを複数選択してドラッグ&ドロップすると、複数のファイルを同時に開く事ができます。
MeshLabの詳しい使い方に関しては、下記が参考になります。
3Dデータ編集・変換ソフトMeshLab概要 | PCCブログ
http://www.pointcloud.jp/blog_n17/
本サイトで公開しているデータは、.objファイル、.mtlファイル、.jpgファイルで一組のデータになっています。ファイル間でファイル名を参照しているため、3つのファイルはファイル名の変更はせず、同一のフォルダ内に配置してください。
ファイル名のLDから始まる文字列はそのデータがどこのデータなのかを表します。それぞれのファイルがどこを示すのかは、ダウンロードしたデータの中にあるreadme.pdfを参照してください。
下記は「渋谷駅周辺750m四方 3Dデータ SizeM」に含まれているファイルの一部です。
例) 渋谷駅周辺750m四方 3Dデータ SizeMのファイル名(赤字の部分が範囲を表します)
============================
Tile_173078_LD_010_017_L18.obj
Tile_173078_LD_010_017_L18.mtl
Tile_173078_LD_010_017_L18_0.jpg
============================
PTSデータ
ptsファイルは点群データを扱うファイル形式の一種です。ptsファイルを閲覧できるフリーソフトとして、ここではCloudCompareを紹介します。
CloudCompare 公式ページ
http://www.danielgm.net/cc/
CloudCompare ダウンロードページ
http://www.danielgm.net/cc/release/index.html
CloudCompareを起動し、ダウンロードしたptsファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルを閲覧することができます。読み込み時にデータの並び順を確認するダイアログが表示されますが、何も変更せずにApplyを選択してください。
次にデータの座標値をシフトするかの確認ダイアログが表示されます。本サイトで公開しているptsデータが世界測地系で原点(0,0,0)から大きく離れた座標値になっているために表示されるものです。閲覧するだけであればYes/Noどちらを選択しても問題ありません。
選択後、ファイルの読み込みが開始されます。データサイズが大きいため、読み込みには時間が掛かる事があります。
読み込んだ直後はデータの色が実際の色になっていません。画面左側のDBTreeでShibuyaUnderGround - Cloudを選択し、PropertiesのColorsをRGBに変更すると、各点の実際の色で点群が表示されます。
CloudComapreの詳しい使い方に関しては、下記が参考になります。
PointCloudデータ編集可能ソフトCloudCompare概要 | PCCブログ
http://www.pointcloud.jp/blog_n23/
ptsファイルには、各点の3次元座標、計測時のレーザーの反射強度、各点の色情報が記録されています。ファイルはテキスト形式になっており、テキストエディター等で開くことができます。
下記は本サイトで公開しているptsファイルの一部です。
例)ShibuyaUnderground.pts
============================
28624242
-11986.492000 -37798.940000 10.834641 -1927 233 249 246
-11985.150000 -37795.760000 9.222336 -1058 115 106 101
-11985.358000 -37795.788000 9.222276 -1164 100 100 108
...
============================
1行目が点の総数を表しています。
2行目以降は各点の情報で、座標(X,Y,Z)、反射強度(I)、色情報(RGB)が(X, Y, Z, I, R, G, B,)の順番で半角スペース区切りで記録されています。